8月31日の北海道新聞「言葉の現在地2026」は
「作家・辺見庸さんと考える」
異常な風景になれすぎている
劣化する世界 覚悟決めよ
「2001年9月11日の米中枢同時テロ以降の戦争に明け暮れる世界。9・11から四半世紀。私たちはどんな世紀に生きているのだろう。誰かに話を聞きたいと、まず頭に浮かんだのが作家の辺見庸さんだった。」と、記事を書いた編集委員さん。
その中で辺見さんは「21世紀、よくなるかけらもない」「思想は退行する。世界は劣化する。だから危機感をもって覚悟を決めておく。覚悟の先にしか希望はないと思う。」という。
「好戦的になっているよね、この国は」「とりわけ今は、戦前戦中への反省が見事なまでに消えてしまっている」とも。
2008年から約3年間、新聞に「水の透視画法」という辺見庸さんの連載が月2回あった。 それまで辺見さんの本は読んでいなかった私は、この連載に惹きつけられ、途中から切り抜きをしていた。その後1冊の本となり購入した。
この本の「あとがき」を今改めて読み、感動と感謝の気持ちだった。
7冊以上ある単行本をまた読み直したい。
詩集「生首」は、怖い気がして少し読んだだけだった。この本だけカバーをかけたままで。貸した友人は面白かったと言っていたけど。いつか読めるといい。
北海道新聞の31日のこの欄、多くの人に読んでほしいと思う。
少し久しぶりに読んだ辺見さんのブログ。9月4日の文章はなかなか、いやかなり良い。